機械学習の一流エンジニアになるためにもkaggleというデータサイエンティストの大会で実績を残したいと思い、研究室の人に声をかけてチームで参加しようと思いました。まだ、参加者は僕を含めて二人で初心者であるのでチュートリアルのタイタニックというデータを正解率90%を目標に頑張りたいと思います。
国際通貨基金(IMF)が最近発表した「世界経済の見通し」によると、先進国経済は今年半ばまではリーマンショックを上回る勢いで失速するが、年後半からは上むき始めて2021年末になれば19年末の経済水準の99%を回復するという。
ただし、これはベースラインシナリオとしての予想だ。新型コロナウイルスのアウトブレイク(感染拡大)の展開次第で予測は大きく変化する。次のリスクシナリオが提示されていた。
①アウトブレイクが20年に長期化
②アウトブレイクが21年に再発
③アウトブレイクが20年に長期化し21年に再発
それらの21年末の経済水準がベースラインに比べて①はマイナス1.7%、②はマイナス5.1%、③はマイナス7.6%となる。なお、IMFは成長が上振れする楽観シナリオを今回提示していない。つまりベースラインと言いながらも本音ではリスクシナリオを心配していることがわかる。
「政府が社会的距離の規制を停止し、仕事や学校が再開される時期が来たら、あなたはどれくらいの迅速さで日常の活動を元に戻しますか」これに対して「すぐに戻す」と答えた人はたったの20%であった。3月下旬の同調査と比べてより慎重化している。
有効なワクチンや治療薬が登場しない限り、混んだレストランで食事したり、大観衆のヤンキースタジアムに行ったりもできないだろう。もし先ほどのIMFのリスクシナリオのようなケースが現実化したら、経済はますます違った方向へ行ってしまうだろう。
日本銀行は4月27ー28日にかけて金融政策決定会合を開いたが、黒田総裁の人気最後の年となる22年度のインフレ率が目標の2%に全く届きそうにない。従来、日銀は目標につながる「物価上昇モメンタム」の維持を重視してきた。しかし今回はあまり触れない。
第一に経済が失速する中であってもインフレ率を向上させる手段を日銀は持っていない。第二にコロナ禍による所得減に苦しむ国民が増えていく中、物価上昇を正当化しようとしたら国民からの批判は必須である。(間違いない)第三に、日銀砲は日銀に対して物価の安定と金融システムの安定を求めている。経済危機下では後者の維持に全力をあげることが優先されそレが結果的に前者の達成につながっていくという「ロジック」を日銀は今回採用するだろう。
金融システムの安定に寄与する信用緩和策を日銀はこの先も拡充していくだろう。しかし、マイナス金利の深堀は金融機関の体力を弱め、企業の資金繰りを支えるのに必要な彼らの体力を奪ってしまう危険性があるので実施されることはない。
実際に金融会合の趣旨がネットに上がっていたので是非見るといいかもしれません。 日銀の金融緩和政策会合の趣旨