外銀テクノロジー部門のサマーインターンのビデオ面接が終わりましたが、色々と反省するべき点が多かったです。。
特に、自己分析ですね。なぜ自分が金融部門のテクノロジーを第一志望にしているのかを明確に言語化していなかった点が反省するべき点の1つでした。
まだ色々と就活でやるべきことが残っていますので1つ1つ丁寧にこなしていきたいと思います。
同じ国内であっても都市と地方の賃金格差は大きい。この賃金格差を縮小するために現在は都道府県別に設定されている最低賃金を全国で統一するという主張がある。
現在の最低賃金は秋田県、鳥取県、島根県、佐賀県、高知県、大分県、沖縄県の792円だ。東京都の一位の賃金である1013円よりも大きく下回っており、不公平感がある。
このように、最低賃金に地域格差があるのは賃金水準に大きな地域差があるためだ。
賃金水準が低く最低賃金と関係が深い中小企業の短時間労働者の平均時給を見てみると、最低では青森県の924円、東京都の1434円と東京の時給は青森の時給と比較して1.55倍も差がある。
最低賃金の高さを賃金水準との見合いで示すために、最低賃金を平均賃金で割ったものをカイツ指標と呼ぶ。
青森県の最低賃金は793円なのでカイつ指標は0.86、一方で東京都のカイツ指標は0.71である。賃金水準の違いを考慮すると青森県の方が高いという見方もできる。
地方における高いカイツ指標は最低賃金の引き上げが中小企業の経営者の意思決定にインパクトを与えることを意味する。
実際にないが起こるかを根拠ない楽観論を排して現実的に考えるためには、過去を振り返る。 2007年の最低賃金法の改正を受けて、最低賃金は首都圏や北海道で上昇した。この期間を含む2002年から2017年までを分析対象にした研究では最低賃金の引き上げが19-24歳の雇用を減らすことを明らかにした。これらを政策決定にどう生かすか今後の政策に期待する。
参照先: 週刊ダイヤモンド109号18巻 p26