[週刊ダイヤモンド] 119巻11号 要約と感想

PUBLISHED ON 2021-03-14 14:05:15 +0900 JST — DIAMOND

要約


 花粉症の症状が強いので、鼻水が止まりません。あまり寝れていないので作業効率が下がりっぱなしでダメです。。

 ただ嬉しいこととしては、最近行っている長期インターン先で内定的なものをもらえたので、5月から始まるサマーインターンに対する気持ちが楽になりました。


ワクチン接種によるハイテク以外での業種に投資機会あり

 日経平均株価は2/16に3万0467円をつけた。一方、企業業績予想は回復を続けているとはいえようやくコロナ禍以前の水準に戻ったところである。

 この株価と業績のギャップをどうするかを解釈するのかを今年の株式市場の見方を決めると思われる。このギャップは中央銀行の金融緩和継続期待と新型コロナウイルスのワクチン接種後の経済再起期待の2つの期待が作り出したと見る。

 しかし、景気回復となれば中央銀行は超緩和金融政策の引き締め政策に乗り移ると思われる。したがって、2つの好材料が同時に存在できる時間は限られるだろう。

 最近、米国の長期金利が一時期の0.6%付近から1.6%近くまで上昇した時は、FRBの流動性供給が減少するのではないかと懸念を表している。それでも米国の10年金利としては引き続き低水準ではある。パウエル市長も市中に出した資金はすぐには回収しないだろうから世界の流動性が減少する可能性は低いだろう。新型ころなウイルスのワクチン接種が世界で進んでいることから株式市場の中での物色の流れが変わるという点を注目するべきである。

 2月後半の日経平均の3万越えの後には利益確定の動きが見られたが、その中でもハイテク企業の株の売りが大きく見られた。逆に今までパフォーマンスが悪かったエネルギー、鉄鋼、銀行は巻き返しが起きている。これは中国うがいち早く景気回復軌道に乗ってきたのでその恩恵を受けることができる業種の銘柄群である。 

 つまり、日本株市場もハイテク一本足打法から変化しつつあり、ハイテク以外の業種にも資金が流れていることがわかる。今まで先送りされてきた帰省やファッションなどの需要がまとまって出てくる可能性がある。株式市場全体としてはレンジ内の取引になっても、業種にとっては投機のチャンスが生まれる可能性がある。

参照先: 週刊ダイヤモンド109号11巻 p22

TAGS: ECONOMY
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