[週刊ダイヤモンド] 113巻 要約と感想

PUBLISHED ON 2020-02-21 13:05:34 +0900 JST — DIAMOND

要約


 東大院試まで半年を切りました。危機感も出てきており勉強に対するモチベも大変上がっている感じです。最近、花粉やコロナにより具合が悪くなる因子があるので健康への対策を念入りにしていきたいと思います。


ショック下での反応

 年明けから、米イラン間の緊張とコロナウイルスによる中国市場の停滞とショックが続いている。ショックには4つの段階があるのでそれを紹介する。

⓵リスクの削減

 まず、ショックが発生するとリスクを減らす思考になるのでリスク資産を処分する。

②流動性確保

 次に、動くのは企業の投資家だ。ショックが一時的なものだった場合、無意味な行動として非難される。これを恐れるので①の初動よりは少し遅れて現れてくる。

③債権国、債務国間の圧力

 国際的な金の流れが鈍くなると、債務国通貨はリスクが高いので価値がなくなり、債権国通貨はリスクが低いので価値が相対的に高くなる。日本やスイスは債権国通貨であるためその影響をモロに受けていると言える。  

④ファンダメンタルズの変化

 ファンダメンタルズとは、ファンダメンタル分析といったFX用語で馴染みの言葉だが、国の基本的な経済指標のことである。現在の国の情報の変化に伴い、為替も連動していく。国の基本的な指標として上記よりも少しだけ遅くなる傾向にある。

まとめ

 ②のドル買いが少なかったことや、①の投機的ドル円の買い持ちが少なかったことで円高が進んだが、今後は③の影響により少し円高になるだろう。④のファンダメンタルズ悪化を短期に止めれば春以降は円安になる可能性がある。

TAGS: ECONOMY
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