[週刊ダイヤモンド] 109巻3号 要約と感想

PUBLISHED ON 2021-01-09 13:22:30 +0900 JST — DIAMOND

要約

 新年あけましておめでとうございます。ここ一週間はずっと卒論の執筆に勤しんでいました。まだ、自分の考案したモデルの結果を出せていない(やばい)のでラスト三週間頑張っていきたいと思います。

雇用

 新型コロナウイルスの感染拡大で、日本経済は厳しい状況が続いているが、これまでの雇用情勢は穏やかな悪化に止まっている。2020年の失業率は3.1%と19年の失業率2.2%を上回っているが、リーマンショック時の失業率である5.5%を下回っている。一見、大丈夫そうに思える数字だが、雇用の影響は一部の業種にとって深刻な問題である。

業種別雇用状況    10月の就業業者数を業種別に見ると、飲食宿泊サービス業は前年比でマイナス9.5%と減少率は就業者全体を大きく上回っている。また、雇用形態別では、非正規雇用の減少が目立ち、新型コロナに影響が雇用の不安定な労働者に集中している。

 こうした中、労働市場では雇用のミスマッチが拡大している。10月の有効求人倍率を職業別に見ると、保安(6.5倍)、建設採掘(5.1倍)、介護サービス(3.9倍)などが求人が求職を上回っている。これら人手不足の職種は専門性やスキルを必要とする場合が多いので宿泊飲食サービス業などから直ちに職をうつるのは難しい。

 つまり、宿泊飲食サービス業などから専門的な技術を必要としているところへの職の移動するだけの専門を身につける時間が必要なので、必然と失業期間が長くなるという。

 政府は、これまでの雇用状況を維持するためにも異なる業種や職種での求人と人材をマッチsせる仕組み作りなど労働移動の円滑化を促す取り組みに力を入れる必要がある。

参照先: 週刊ダイヤモンド109号3巻 p24

TAGS: ECONOMY
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