[週刊ダイヤモンド] 109巻4号 要約と感想

PUBLISHED ON 2021-01-18 16:12:41 +0900 JST — DIAMOND

要約


 誕生日を迎えて早くも23歳になりました。今年は、自動売買botの作成と就活を重点的にやっていきたいと思います。また、直近の春休みでは、基本情報処理試験の合格とkaggleの入賞を目指してやっていきたいと思います。


中国デジタル人民元に通貨覇権を握られる心配は当面ない理由

 中国各地でデジタル人民元のテスト運用が拡大されている。江蘇省では昨年12月、抽選で選ばれた10万人のスマートフォンで買い物に使える200元のデジタル人民元が配布された。

 こうした話から、中国に対抗して日本も中央銀行デジタル通貨(CBDC)の導入を急ぐべきだと反応する人が相当数いると思われる。しかし、CBDCには検討するべき問題が多数ある。技術的な研究やテストを進めていくことは大事だが、導入に関しては最初にやるよりも正確性を求めた運用をするべきだと思う。

 というのも、CBDCの課題の1つとして、民間企業によるイノベーションお目を積まないようにいかにバランスを取るかにある。民間企業が展開している電子決済を金融当局が叩き潰してしまうと、決済ビジネスでイノベーションを起こそうとする民間の熱意は消えてしまう。北欧でキャッシュレス化が進んできたのは民間企業によるところが大きいことが、民間企業の重要さを示している。

 そんあ問題がある中で、中国は基軸通貨になり得ないとされる。基軸通貨になるためにはグローバルに信頼をされている必要があるからである。また、その通貨との自由な交換が保証される必要もある。資本規制されている人民元はそう簡単には基軸通貨にはなれないという見込みである。

参照先: 週刊ダイヤモンド109号4巻 p21

TAGS: ECONOMY
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